コラム

2025.08.21医療

主婦や未経験者でも安心して始められる 「医療事務」の仕事|医療事務の資格講座なら日本医療事務協会

2025.08.21医療

「医療事務」と聞くと、資格が必要で、専門知識がないと難しそうと思っていませんか?

実は、主婦や未経験でも安心して始めやすい仕事なのです。例えば、病院の受付で患者を案内したり、カルテの準備を手伝ったり。クリニックや調剤薬局でも、レセプト作成など、少しずつ覚えていける仕事があります。人の役に立てるやりがいもあり、慣れてくれば長く続けて安定した働き方も可能です。最初は「知る」ことから始めて、少しずつ「経験」を積んでいくことができます。医療現場で自分のペースで働ける、「医療事務」の世界を覗いてみませんか?

医療事務の仕事内容

病院の顔「受付業務」

患者さまが病院やクリニックを受診する際、最初に対応するのが「受付」です。受付では、まず保険証やマイナンバーカードを使って患者さまの資格確認などを行います。さらに、診察や検査の案内、会計手続きの説明なども受付の仕事です。診察が終わった後は、患者さまを丁寧にお見送りすることで、安心して帰っていただけるようサポートします。このように、受付は医療機関の「顔」として、患者さまにとって、最初に接する場所であり、診察後に最後に関わる場所でもあるため、とても重要な役割を担っています。

「外来クラーク業務」と「病棟クラーク業務」

規模の大きい病院では、初診・再診の受付とは別に診療科ごとの受付があります。クラークとは、医療機関で働く事務スタッフのことです。外来クラークは、外来診療に来られた患者さまの受付や手続きをサポートする仕事です。診察がスムーズに進むよう、医師や看護師と連携しながら、患者さまが迷わず受診できるようお手伝いします。病棟クラークは、入院病棟のナースステーションで医師や看護師と一緒に働く、医療現場に近いお仕事です。検査伝票やカルテ、食事の管理のほか、面会に来られた方の受付なども担当します。

入退院受付業務

入院前の予約では、患者さまの希望する日程や診療内容を確認し、医師や病棟と調整して入院日を決定します。また、必要な持ち物や事前検査の案内も行います。入院当日は、入院手続きに必要な書類の確認や記入のサポート、入院生活に関する説明を行い、病棟まで案内します。退院時には、会計や書類手続きのサポート、薬の受け取りや次回診療の案内など、スムーズな退院ができるよう支援します。

スピード重視・正確性必須の会計業務

診察終了後、カルテ情報を専用のコンピュータに迅速かつ正確に入力します。その情報をもとに、患者さまの加入する医療保険や公費負担の内容を考慮して医療費を計算します。計算が完了したら、窓口で患者さまにスムーズに会計処理を行い、医療費の内訳が詳細に記載された領収書を発行します。患者さまは待ち時間をできるだけ短くしたいと考えているため、迅速さと正確さを意識して業務に取り組むことが求められます。医療費の計算ミスや入力エラーを防ぐため、注意深い確認作業も必要になります。

医療機関の経営に大きくかかわる「請求業務」

月に一度必ず「診療報酬明細書(レセプト)」を作成し、審査支払機関に提出する「請求業務」があります。この業務は、医療機関が正しく報酬を受け取るための非常に重要な業務です。一つの間違いや記入漏れでも、報酬の減額や返戻の原因となり、経営に大きな影響を及ぼす可能性があります。請求業務には正しい知識と確実なスキルが不可欠であり、慎重かつ正確に取り組むことが求められます。小さなミスも医療機関の経営に影響を及ぼす可能性があることから、日々の業務の中で常に緊張感と責任感を持って取り組む姿勢が重要です。

長く安定して働きたい「主婦におススメ」の理由

日本は超高齢社会を迎え、医療機関を受診する人や受診回数は増え続けています。そのため、「医療事務」の仕事は景気に左右されにくく、長く安定して働きたい主婦にぴったりのおススメの仕事です。さらに、医療事務の資格や知識は、家族の健康管理や病院での手続きにも役立つため、仕事だけでなく日常生活でも活かせます。シフト制やパート勤務など、自分のライフスタイルに合わせて働き方を選べるため、勤務時間や日数の調整も可能です。家庭との両立も無理なく行えます。「長く続けられる仕事がしたい」「自分らしく働きたい」という主婦の希望に応えてくれる仕事です。

医療事務のやりがい・魅力

「医療事務」は、基礎知識を身につければ、未経験でも年齢に関係なく始められる仕事です。単なる事務作業ではなく、医師や看護師と一緒に患者さまの健康を支える、とてもやりがいのある仕事です。学歴が問われないので、誰でもチャレンジできるのも大きな魅力です。さらに、医療事務で身につけた資格やスキルは全国どこでも活かせます。病院は全国にあるので、働く場所もたくさん選べます。資格を取ればキャリアアップも可能で、働きながらスキルをどんどん磨けます。また、医療現場での知識や経験は、将来的にもさまざまな場面で役立ちます。

医療事務資格を取るなら日本医療事務協会

医療事務講座

日本医療事務協会の医療事務講座では、

・医療保険の概要

・受付・会計・請求

・基本診療料(初診・再診)

・投薬、注射、医学管理等、在宅医療、処置、リハビリテーション、手術、麻酔、検査、病理診断、

画像診断、入院

・医療保険給付

・公費負担医療制度

・請求事務

・レセプトの記載

を学習していきます。

初めて学習する方にもやさしい工夫が満載のオリジナルテキストで、「医療事務」の知識をしっかり学べます。スマホで学べるデジタル版もあり、いつでもどこでも効率的に学習できます。テキストだけでは理解しにくい項目や「ちょっと難しい」と感じる部分も、「学習コンプリート動画」でしっかりフォロー。専門用語が多い医療事務の勉強も講師がやさしく解説するので、「わかった」を実感しながら学習できます。学習方法は、通学コース・通信コースのいずれかから選んで受講可能です。医療事務は資格がなくても働けますが、資格を持っていると即戦力として評価され、就職活動を有利に進められる場合があります。

また、就職活動の有利になるだけでなく、自信にも繋がり、「医療事務員」への近道となります。「医療事務講座」の教材を使えば、自宅で資格試験の受験も可能です。試験は毎月実施されるため、ご自身のタイミングで挑戦できます。

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