コラム

2025.11.19医療

医療事務になりたい人必見! 効率の良い医療事務の勉強法とは?|日本医療事務協会

2025.11.19医療

医療事務は、病院やクリニックで受付や会計といった患者さまの対応、医療費の計算、月に一度のレセプト作成などを行う専門職です。では、医療事務員になるためにはどのような勉強をすれば良いのでしょうか。また、勉強法にもいくつか種類があります。自分に合った方法を見つけることで、効率よく学び、着実にスキルを身につける近道になります。

医療事務の仕事内容

医療事務は、病院やクリニックで患者さまと最初に接する「受付業務」から、診察案内・会計・お見送りまで、医療機関の顔として活躍します。

大きな病院では、外来や病棟でのクラーク業務があり、診療科受付やナースステーションで医師、看護師と連携し、診療や入院がスムーズに進むようサポートします。

また、入退院受付業務では、入院日の調整や必要書類の案内、退院時の会計や次回診療案内まで、患者さまの入院生活を支える役割を担います。

会 計業務では、カルテ情報をもとに医療費を計算し、迅速かつ正確に領収書を発行します。さらに、医療機関の経営に直結する「診療報酬明細書(レセプト)」作成・請求業務も重要な仕事で、正しい知識とミスのない入力が求められます。

医療事務は、患者さまと医療スタッフの橋渡し役として、正確さ・スピード・責任感が必要な重要な職種です。

医療事務の勉強って?大事なポイントを解説!

医療事務として働くためには、医療機関で行われるさまざまな業務や制度について、幅広く学ぶ必要があります。まずは、受付や会計、請求といった、患者さんと直接かかわる基本的な業務の流れを理解することが大切です。

さらに、診療報酬の基礎となる初診料や再診料などの基本診療料に加え、投薬や注射、処置といった診療行為ごとの算定方法についても学びます。そのほか、医学管理や在宅医療、リハビリテーション、手術、麻酔、検査、病理診断、画像診断、入院といった幅広い分野についても、それぞれのルールを理解する必要があります。

加えて、医療保険の給付内容や、難病医療、生活保護といった公費負担医療制度の仕組みについても理解しておかなければなりません。

このように、医療事務の勉強では、医療に関わる制度やルールを正しく理解し、正確に請求業務ができるスキルを身につけることがとても大切です。

医療事務の勉強時間&効率的な勉強法

1年間または2年間通う「専門学校」

医療事務を目指す人向けの専門学校には、1年制や2年制があります。ここでは、実践的な指導を直接受けられるほか、同じ目標を持つ仲間と一緒に学ぶことができます。学ぶ期間や費用の負担が大きいため、高校卒業後の進学先の一つとして選ばれることが多いです。

短期間通う「社会人向け資格取得講座」

社会人向け資格取得講座の通学コースでは、教室に通いながら医療事務の資格取得やスキル習得が目指せます。講師から直接指導を受けられるので、一人で学ぶより安心です。また、【1日6時間、5日間】といったような学習スケジュールがしっかり決まっているため、途中で挫折しにくく、短期間で確実に資格を取得することができます。

好きな時間に自分のペースで「通信講座」

専門学校や社会人向け資格取得講座の通学コースは、通学できる場所に、学校や教室があることが前提です。

しかし、仕事や家事、育児をしながら勉強したい方にとっては、通学のための時間を確保するのは、難しい場合があります。

そんな方には、通信講座で学習する方法があります。通信講座であれば、自分の都合に合わせて好きな時間に学習ができ、ペースも自由に調整できます。

さらに、通学にかかる時間や費用を節約できる点も大きなメリットです。

自ら学習スケジュールを立てて「独学勉強」

市販の学習書を使った独学は、学習費用を最も抑えられる勉強方法です。医療事務の経験があり、ある程度の知識がある人には特に向いています。

しかし、未経験の方には少し難しく感じるかもしれません。独学の大きなデメリットは、わからないことがあったときに相談できる相手がいない点です。

また、自分で学習スケジュールを立て、進捗を管理するなどの自主的な取り組みも求められます。

医療事務には資格が必要?必要性と取得のメリット

医療事務の求人では、必ずしも資格を持っていることが応募条件とされるわけではありません。

しかし、資格取得に向けて計画的に勉強し、知識や技能を身につけてきた経験は、採用の際に大きな評価ポイントとなります。なぜなら、そうした努力の積み重ねは、医療事務としての基本的な知識や業務理解が既にあることを示すため、実際の職場でもスムーズに業務を覚え、早期に戦力として活躍できる可能性が高いからです。

そのため、資格取得に向けた勉強の経験は、採用面でのアピールになるだけでなく、新しい職場環境に馴染むうえでも大きな助けとなります。

「医療事務」を勉強するなら日本医療事務協会

日本医療事務協会の「医療事務講座」では、

・医療保険の概要

・受付・会計・請求

・基本診療料(初診・再診)

・投薬、注射、医学管理等、在宅医療、処置、リハビリテーション、手術、麻酔、検査、病理診断、

画像診断、入院

・医療保険給付

・公費負担医療制度

・請求事務

・レセプトの記載

を学習していきます。

初めて学習する方にもやさしい工夫が満載のオリジナルテキストで、「医療事務」の知識をしっかり学べます。スマホで学べるデジタル版もあり、いつでもどこでも効率的に学習できます。

テキストだけでは理解しにくい項目や「ちょっと難しい」と感じる部分も、「学習コンプリート動画」でしっかりフォロー。専門用語が多い医療事務の勉強も講師がやさしく解説するので、「わかった」を実感しながら学習できます。学習方法は、通学コース・通信コースのいずれかから選んで受講可能です。

医療事務は資格がなくても働けますが、資格を持っていると即戦力として評価され、就職活動を有利に進められる場合があります。また、就職活動の有利になるだけでなく、自信にも繋がり、「医療事務員」への近道となります。

「医療事務講座」の教材を使えば、自宅で資格試験の受験も可能です。試験は毎月実施されるため、ご自身のタイミングで挑戦できます。

https://www.ijinet.com/course/iryou/

医療事務の資格取得講座

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