歯科医療事務講座
- 通信コース
歯科医療事務とは
受付からレセプト作成まで
「歯科医院の顔」として活躍
歯科医療事務とは、歯科医院で患者さまの受付や会計、月に1度のレセプト作成などを行う事務職です。病院の医療事務と違って、治療のアシスタント業務を任せられるなど、業務の幅が広いのが特徴です。全国の医療機関のうち約4割を占めるといわれる歯科医院は求人数が多く、ご自宅の近くで就職先を見つけやすいのが魅力。比較的小規模な医院が多いため、アットホームな環境で働きたいという女性におすすめです。
日本医療事務協会の歯科医療事務講座は、現役の歯科医療事務の皆さまにもご利用いただいている実務直結の講座です。多くの皆さまから「点数計算だけでなく治療の流れがわかって、仕事が楽しくなった。」「レセプトを任されて、自分のキャリアに自信が持てるようになった。」など、お喜びお声をいただいています。
歯科医療事務の魅力
全国で活躍できる求人数の多さ
虫歯などの治療に加えて、矯正・インプラント・審美歯科などが注目されていることも影響して、歯科医院の数は年々増加傾向にあります。全国的にも求人数が多く、ご自宅の近くで就職先を探しやすいというのが大きな魅力です。歯科医療事務のスキルをしっかりと身につければ、引っ越しなどで生活の場が変わっても、仕事探しの苦労がありません。
アットホームな環境で無理なく働ける
歯科医院は、病院に比べて規模が小さく、通院する患者さまも地域にお住まいの方が多いという特徴があります。また、多くの歯科医院は予約診療を行っていることから残業が少なく、アットホームな環境で、プライベートを大切にしながら働きたい女性にはぴったりな職場です。
幅広い業務が担当できる
歯科の医療事務は、事務業務に加えて治療のサポートを行うなど、業務の幅が広いのも特徴。院内の状況を見ながら臨機応変に動くことが求められる、やりがいのあるお仕事です。キャリアを重ねることで、歯科医院にはなくてはならない存在として活躍できます。
歯科医療事務のお仕事内容
受付業務
受付業務では、予約の受付、保険証や診察券の確認、初診の場合は問診票からカルテの作成などを行います。歯科医院は他の医療機関以上に、受付の接遇力が重視される傾向にあります。医院の顔として、患者さまに安心感を持ってもらえるよう、明るく丁寧な対応を心がけることが大切です。
アシスタント業務
歯科医院では、事務スタッフが治療のアシスタントを兼務することがあります。具体的には、器具の準備、片付けや消毒、治療内容をカルテに記入するなど、医師や歯科衛生士をサポートするお仕事です。疾患ごとの治療内容と流れを理解することで、スムーズに対応することができます。
会計業務
会計業務は、治療が終わった患者さまから、窓口負担額を受け取るお仕事。その日の治療内容と患者さまが加入する医療保険の種類に応じて費用を計算します。診療報酬点数表と治療費の算定ルール、医療保険制度に関する知識が不可欠で、患者さまをお待たせしないスピード感も重要です。
請求業務
請求業務は、治療費のうち保険負担額を国民健康保険や社会保険を運営する団体に請求するお仕事。月に一度、レセプト(診療報酬明細書)を作成して、審査機関に提出します。病院の経営に大きくかかわるため、請求間違いや請求漏れのない正確な知識と技術が求められます。
歯科医療事務に向いている人
- 人とのコミュニケーションが好きな人
- 臨機応変に動ける人
- 正確な事務作業ができる人
歯科医療事務講座の特徴
治療の流れに沿ったカリキュラム
まず初めに、受付で必要な医療保険制度の仕組みや、歯科医院で働くうえで必ず知っておきたい口の中の病気全般について学習します。続くレセプト作成の授業は、初期の虫歯から入れ歯に至るまで、治療の流れにそって行います。段階を追って知識を積み重ねることができるので、未経験の方でも理解しやすいのが特徴です。
カリキュラム
医療保険の概要/歯の基礎知識/基本診療料/特掲診療科/初期う蝕/歯髄炎/根尖性歯周炎/歯冠修復/投薬/歯周疾患/口腔外科/欠損補綴/未来院請求
イラスト満載のテキスト
歯の基礎知識や口の中の病気に関する勉強など、文章だけではなかなかイメージしにくい内容も、イラストを豊富に掲載することでわかりやすく解説しています。現場の声を反映したテキストは、治療の流れや専門用語をしっかりと理解することができ「仕事でも手放せない」と好評です。
安心の高合格率 93.5%
講座修了後に実施される資格試験「保険請求事務技能検定試験(歯科)」の合格率は、93.5%(2022年度実績)と高水準。講座で使用した教材やテキストを見ながら受験することができ、暗記の必要はありません。
目指す資格
保険請求事務技能検定試験(歯科)
保険請求事務技能検定試験(歯科)は、日本医療事務協会が実施している試験で、保険請求事務(歯科)に関する知識が審査されます。全国の短大や専門学校、職業訓練の学校でも実施されています。
目指す資格の詳細をみる>
試験日程 |
|
---|---|
試験時間 |
|
受験方法 |
|
試験内容 |
|
合格基準 | 非公開 |
受験料 | 7,700円(税込) |
資格取得後は、履歴書資格欄に「日本医療事務協会主催 保険請求事務技能検定試験(歯科) 合格」と記載することができ、有資格者として認められます。未経験からの就職活動であっても歯科医療事務の基礎知識があれば自信を持った受け答えができるようになり、選考にも有利です。また、転職時のキャリアアピールとしてもお役立ていただけます。
2022年試験日程
実施月 | 通信コース |
---|---|
1月 | 1月22日(土) |
2月 | 2月26日(土) |
3月 | 3月26日(土) |
4月 | 4月23日(土) |
5月 | 5月28日(土) |
6月 | 6月25日(土) |
実施月 | 通信コース |
7月 | 7月23日(土) |
8月 | 8月27日(土) |
9月 | 9月24日(土) |
10月 | 10月22日(土) |
11月 | 11月26日(土) |
12月 | 12月24日(土) |
※通学コースの試験日程についての詳細はお問い合わせください
修了生の声
歯の模型や詰め物を使った授業はとっても実践的でした。
勤務している歯科医院でレセプトの仕事を任されていますが、わからないことが多くそのたびに分厚い点数表と格闘する毎日。しっかりとした知識があればもっとスムーズに仕事ができると思って、一から勉強してみようと決めました。歯の模型や詰め物などを使った授業は、治療の流れをイメージしながら勉強できるのでとてもわかりやすかったですね。実務ですぐに活かせる知識がしっかりと理解できて、受講して本当に良かったと思います。
畠山 尚子さん
歯科医院で働く上で役立つ知識が身につきました。
歯科医院を経営する父の勧めで、歯科医療事務の勉強をすることにしました。受講することで点数計算はもちろん、治療の流れや専門用語の意味なども理解することができました。以前他校の通信講座で挫折した経験があるのですが、こちらではよくまとめられたテキストと先生の詳しい講義のおかげで、思っていた以上に専門性の高い知識を得ることができたと思います。
浅賀歯科医院勤務浅賀 信寛さん
よくある質問
- 歯科医療事務ってどんな仕事をするの?
歯科医院での「受付」「会計」「医療費計算」「レセプト作成」が主な仕事です。お勤め先によっては、治療のアシスタントとして器具の準備や片付けなどを任せられることもあります。
- 医療事務とどこが違うの?
歯科医療事務は歯科医院でのお仕事。医療事務は病院やクリニックでのお仕事です。診療報酬が「医科」と「歯科」に分かれているので、学習内容も全く異なります。総合病院や大学病院では医療事務の分業化が進んでいますが、歯科医院は比較的規模が小さく、少人数の事務スタッフが様々な業務を担当するという特徴があります。
- どんな人が受講していますか?
歯科医療事務講座は歯科医院への就職をお考えの方はもちろん、歯科医院に勤務している方のスキルアップ講座としても多くご受講いただいています。
- 「残業なし」「働く時間を選べる」など、働きやすいと聞きますが…
予約診療がメインの歯科医院では、残業が少なく、午前中だけ週3日だけなど働く時間を選びやすいのが魅力です。また、ご自宅の近くで就職先を見つけやすいので、家事や育児と両立したい主婦の方にもおすすめの仕事です。
- 標準学習期間を過ぎても受講できますか?
ご受講いただけます。受講有効期間は1年間です。期間中は学習サポート制度を繰り返しご利用いただけますのでご安心ください。
- 通信コースで受講中わからないことがあった場合はどうすればいいですか?
受講有効期間中は、質問サービスを繰り返しご利用いただけます。質問はメール・FAX・郵送でお受けしています。質問方法などの詳細は、教材に同梱しております「通信講座ガイドブック」にてご確認ください。