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2025.09.24調剤

調剤薬局の数はコンビニよりも多い! ニーズ拡大「調剤薬局事務」|日本医療事務協会

2025.09.24調剤

「医薬分業」という言葉をご存じですか?

医薬分業とは、医師が診察や薬の処方を行い、薬剤師が調剤を担当する仕組みのことです。薬剤師が薬の重複や飲み合わせを確認することで、患者さまは安心して薬を使用できます。

医薬分業の広がりや高齢化による医療需要の増加により、調剤薬局の役割はますます重要になっています。それに伴い、受付や会計、処方箋入力、レセプト業務などを担当する「調剤薬局事務」の需要も高まっています。

この記事では、調剤薬局の役割や増加の背景、調剤薬局事務の仕事内容、医療事務との違いなどについて詳しく解説します。

調剤薬局とは

調剤薬局とは、病院やクリニックで医師が発行した処方箋をもとに、薬剤師が薬を調剤し、患者さまへ提供する医療機関の一つです。

調剤薬局では、単に薬を渡すだけではなく、薬の正しい飲み方や使用方法、副作用などについて説明し、患者さまが安心して治療を続けられるようサポートしています。

その調剤薬局を支えているのが「調剤薬局事務」です。

調剤薬局事務は、患者さまの受付や会計、処方箋の入力、レセプト業務などを担当し、薬剤師が調剤業務に専念できる環境を整える重要な役割を担っています。患者さまと薬剤師をつなぐ存在として、薬局運営に欠かせない仕事です。

調剤薬局はコンビニよりも多い

コンビニは、全国どこにでもある身近な存在です。しかし、実は日本全国の薬局数は、コンビニエンスストアの店舗数を上回っています。

厚生労働省の「衛生行政報告例」によると、全国の薬局数は6万店舗を超えています。一方、一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会の統計では、コンビニエンスストアの店舗数は約5万6,000店舗です。

このように、調剤を行う薬局は全国各地に広がっており、私たちの生活に欠かせない医療機関の一つとなっています。

また、高齢化の進行や地域医療の充実により、調剤薬局の役割はますます重要になっています。それに伴い、受付や会計、処方箋入力、レセプト業務などを担当し、薬剤師をサポートする「調剤薬局事務」の活躍の場も広がっています。

参考:厚生労働省「衛生行政報告例(薬局数)」、一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会「コンビニエンスストア統計調査」

調剤薬局がコンビニよりも多くなった理由

調剤薬局が全国各地に増えた背景には、医療制度の変化や社会環境の変化があります。ここでは、主な理由を3つ紹介します。

医薬分業の推進

調剤薬局が増えた大きな理由の一つが、「医薬分業」の広がりです。

以前は、病院やクリニックで診察から薬の受け取りまで行うことが一般的でした。しかし現在では、医師が診察や薬の処方を行い、薬剤師が調剤を担当する医薬分業が進んでいます。

その結果、患者さまは病院やクリニックの外にある調剤薬局で薬を受け取る機会が増え、医療機関の近くを中心に多くの調剤薬局が開設されるようになりました。

高齢化による医療需要の増加

日本では高齢化が進み、継続的に薬を服用する方が増えています。

そのため、調剤薬局を利用する患者さまも増加し、薬を安全に受け取るだけでなく、服薬に関する相談ができる身近な存在として、調剤薬局の役割はますます重要になっています。

地域医療を支える役割の拡大

近年の調剤薬局は、薬を受け取る場所としてだけではなく、地域の健康を支える拠点としての役割も担っています。

薬に関する相談対応や健康サポート、在宅医療への対応など、患者さまの生活に寄り添ったサービスも広がっています。

このように、調剤薬局は医療制度や社会の変化に合わせて役割を広げており、それを支える調剤薬局事務の需要も高まっています。

調剤薬局で働くには?

調剤薬局事務として働くために、必ず取得しなければならない資格はありません。そのため、医療業界が未経験の方でも挑戦しやすい職種です。

一方で、受付対応や処方箋入力、レセプト業務、医療保険制度など、仕事をするうえで必要となる専門知識があります。

就職前に調剤薬局事務の基礎知識や業務内容を学んでおくことで、就職活動での自信につながるだけでなく、採用後もスムーズに仕事を始めやすくなります。

また、医療業界は景気の影響を受けにくく、安定して働きやすい分野です。専門知識を身につけながら、長く活躍できる仕事を探している方にもおすすめの職種です。

幅広い内容の「医療事務」・限定された内容の「調剤薬局事務」

「医療事務」と「調剤薬局事務」は、どちらも受付や会計、レセプト業務などを担当し、医療現場を支える仕事です。一方で、勤務する場所や担当する業務、学ぶ知識の範囲に違いがあります。

「医療事務」は、主に病院やクリニックで勤務し、受付、会計、診療報酬請求(レセプト)などを担当します。診察、検査、入院、手術など、医療機関で行われるさまざまな診療に関する幅広い知識が必要です。

一方、「調剤薬局事務」は、主に調剤薬局で勤務し、処方箋の受付、会計、調剤報酬請求(レセプト)、薬の在庫管理や発注などを担当します。薬に関する業務を中心に、調剤薬局の運営を支える専門性の高い仕事です。

どちらの仕事も、必ず資格を取得しないと働けないものではありません。しかし、必要な知識を事前に学んでおくことで、就職後の業務理解が深まり、スムーズに仕事を始めやすくなります

学習内容にも違いがあります。医療事務では、投薬、注射、処置、手術、検査、画像診断、入院など、医療機関全体に関わる幅広い診療報酬の知識を学びます。

一方、調剤薬局事務では、調剤報酬や薬に関する知識を中心に学びます。学習範囲が明確で専門分野に集中できるため、医療事務と比べて短期間で知識を身につけやすい点が特徴です。

「医療分野で幅広い知識を身につけたい方」は医療事務、「薬や調剤に関わる仕事をしたい方」は調剤薬局事務が向いているといえるでしょう。

まとめ

調剤薬局事務は、受付や会計、処方箋入力、レセプト業務などを通して、薬剤師や患者さまを支える重要な仕事です。

医薬分業の広がりや高齢化により、調剤薬局の役割が高まる中、調剤薬局事務の需要も全国で広がっています。資格は必須ではないため未経験から目指しやすい一方で、医療保険制度や調剤報酬などの専門知識を身につけることで、就職後も安心して働くことができます。

「医療業界で人の役に立つ仕事がしたい」「専門スキルを身につけて長く活躍したい」という方は、調剤薬局事務について学ぶことから始めてみてはいかがでしょうか。

資格取得を通じて調剤薬局事務への第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

「調剤薬局事務」を目指すなら日本医療事務協会

日本医療事務協会の「調剤薬局事務講座」では、調剤報酬やレセプト業務、医療保険制度など、現場で役立つ知識を基礎からわかりやすく学べます。未経験の方にも安心して学習できるカリキュラムで、就職や転職に向けた準備をサポートします。

将来につながる知識とスキルを身につけ、調剤薬局事務として新しいキャリアへの一歩を踏み出しましょう。

日本医療事務協会の「調剤薬局事務講座」では、
・薬局と薬の基礎知識
・医療保険制度の概要
・保険調剤の実務
・調剤報酬・薬剤料、調剤技術料、薬学管理料
・調剤録の作成
・レセプトの作成
を学習していきます。
初めて学習する方にもやさしい工夫が満載のオリジナルテキストで、「調剤薬局事務」の知識をしっかり学べます。スマホで学べるデジタル版もあり、いつでもどこでも効率的に学習できます。
テキストだけでは理解しにくい項目や「ちょっと難しい」と感じる部分も、「学習コンプリート動画」でしっかりフォロー。専門用語も講師がやさしく解説するので、「わかった」を実感しながら学習できます。学習方法は、通学コース・通信コースのいずれかから選んで受講可能です。
調剤薬局事務は資格がなくても働けますが、資格を持っていると即戦力として評価され、就職活動を有利に進められる場合があります。また、就職活動の有利になるだけでなく、自信にも繋がります。
「調剤薬局事務講座」の教材を使えば、自宅で資格試験の受験も可能です。試験は毎月実施されるため、ご自身のタイミングで挑戦できます。

日本医療事務協会の調剤薬局事務はこちら

 

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この記事の監修者
日本医療事務協会 編集部

日本医療事務協会は1975年の設立以来、医療・介護業界の事務職を育成する専門校として、数多くの受講生を現場へと送り出してきました。
「仕事のやりがいも充実したプライベートもあきらめない」そんなチャレンジに寄り添うため、現場の声を最大限に取り入れた「実務直結のカリキュラム」と、高い合格率を支える「手厚いサポート制度」をご提供しています。

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