コラム

2022.12.27医療

看護補助体制充実加算とは/株式会社日本教育クリエイト(日本医療事務協会)

2022.12.27医療

看護補助体制充実加算とは、2022年の診療報酬改定で新設された加算で、看護職員から看護補助者へのタスク・シフティングを推進し、看護師の負担軽減を図る狙いがあります。

ここでは、看護補助体制充実加算新加算が新設された背景や取得に必要な要件、実施方法について詳しく解説します。

「看護補助体制充実加算」新設の背景

「医療従事者全体の働き方改革」の一環として設立

2024年4月から開始予定の「医師の働き方改革」。これを受けて、すべての医療機関で「労務管理の徹底」や「タスク・シフティング(医行為の一部を他の職種へ委譲すること)」などを進めることが求められるようになります。

その一方、医師からのタスク・シフティングの受け皿となる看護師自体が、医師と同様に多忙であり余裕がないことは言うまでもありません。

このことから、2022年の診療報酬改定では「看護師による看護業務の負担軽減を一層促進する観点」から夜間看護配置、看護補助者の配置等に係る評価の見直しに加え、「看護補助体制充実加算」が新設されました。

既に看護補助加算を算定している医療機関であれば、要件を満すことで1日5点が加算できます。ぜひ看護補助体制充実加算の取得を検討してはいかがでしょうか。

引用元:厚生労働省「令和4年度診療報酬改定説明資料について」

新加算の取得には所定研修の受講が必要

看護職員と看護補助者との業務分担・協働推進のための新加算

「看護補助体制充実加算」は、看護師から看護補助者へのタスク・シフティングを円滑に推進することで、看護師の負担を軽減すること、さらに看護補助者の知識やスキルが向上することを目的としています。

そのため、この加算を取得するためには、病棟の看護師長等、病棟の全看護職員、 看護補助者のそれぞれが所定の研修を受講することが要件とされています。

■師長等が受講する所定研修の要件

※修了証が交付されるものに限る

(イ)国、都道府県または医療関係団体等が主催する研修であること(5時間程度)

(ロ)講義および演習により、次の項目を行う研修であること

・看護補助者の活用に関する制度等の概要

・看護職員との連携と業務整理

・看護補助者の育成・研修・能力評価

・看護補助者の雇用形態と処遇等

■すべての看護職員が受講する研修内容

(イ)看護補助者との協働の必要性

(ロ)看護補助者の制度的な位置づけ

(ハ)看護補助者と協働する看護業務の基本的な考え方

(ニ)看護補助者との協働のためのコミュニケーション

(ホ)自施設における看護補助者に係る規定および運用

※(ホ)は施設内にて1時間程度の研修が必須

■看護補助者が受講する研修内容

(ア)医療制度の概要及び病院の機能と組織の理解

(イ)医療チーム及び看護チームの一員としての看護補助業務の理解

(ウ)看護補助業務を遂行するための基礎的な知識・技術

(エ)日常生活にかかわる業務

(オ)守秘義務、個人情報の保護

(カ)看護補助業務における医療安全と感染防止 等

※上記の現行の研修内容のうち、エ(日常生活にかかわる業務)につい て業務内容毎に業務範囲、実施手順、留意事項等について示した 業務マニュアルを作成し、それを用いて研修を実施すること。

日本教育クリエイトがご提供する研修

看護補助体制充実加算の要件に完全対応

日本教育クリエイトでは、2022年の診療報酬改定で新設された「看護補助体制充実加算」の取得要件である研修のうち、特にご要望の多い「全看護職員向け」の動画研修をご用意いたしました。

この研修では「すべての看護職員が受講しなければならない研修」の必須5科目のうち4科目(施設内必須項目以外)を完全網羅しています。

1回15分程度、全16回の動画コンテンツをご視聴いただくことで、看護職員と看護補助者が協働し現場の生産性を上げるための様々な知識を身につけていただけます。

研修名

看護補助者との協働のための看護職員研修(eラーニング)

こんなお悩みが解決できます

✓対象になる職員数が多く、一度に受講させるのが難しい

✓都度入職してくる職員の研修に対応できない

✓院内で研修内容を組み立てるノウハウがない

導入のメリット

■看護職員の皆さまの負担軽減

✓1コンテンツが15分程度

✓すき間時間にサクサク学べる

✓動画内スライド資料のダウンロードもOK

■研修ご担当者様の負担軽減

✓受講管理機能で受講情報を確認

✓確認テストで理解度を可視化

✓受講履歴を一括ダウンロード

 研修カリキュラム <基礎>

科目➀ 看護職と看護補助者との協働推進の背

【到達目標】

看護補助者との協働の必要性が述べられる

【内  容】

看護職と看護補助者との協働推進の背景(国の施策、医療の動向等)

 

科目② 看護補助者の位置づけ

【到達目標】

1)看護補助者の制度的な位置づけを理解できる

2)看護補助者への教育・研修内容とその必要性が理解できる

【内容】

・看護補助者の制度的な位置づけ

・告示、通知等で規定されている業

・看護補助者の背景等

・看護補助者の教育、研修内容

 

科目③ 看護補助者と協働する看護業務の基本的な考え方

【到達目標】

1)看護職と看護補助者が協働する 際の基本的な考え方が理解できる

2)看護職と看護補助者の役割と責任が理解できる

3)効果的・効率的な看護を提供するための業務実施体制の整備の重要性や内容が理解できる

【内容】

・看護チームにおける看護職の役割と責任

・看護職と看護補助者との業務内容及び業務範囲

・協働するうえで必要な業務実施体制 (看護補助者の業務範囲の明確化、指示の規定の整備、業務の標準化等)

・情報共有等の重要性

 

科目④ 看護師の行う指示について

【到達目標】

1)看護補助者へ業務指示を行う指示責任について理解できる

2)看護補助者に適切な指示を出す際の留意事項について理解できる

【内容】

・看護補助者への指示責任

・業務の適切な指示を行う際の留意事項 (対象者の状態把握と看護補助者の能力および業務範囲を踏まえた判断、 適切な指導を行う責任等)

・「周辺業務」「直接ケア」における指示内容の特徴

・指示を行った業務に関する確認・評価

・指示と実施に関する記録

 

科目⑤ 協働のためのコミュニケーション 

【到達目的】

1)看護チームとしての情報共有や情報管理のあり方について理解できる

2)看護補助者との協働のためのコミュニケーションについて理解できる

【内容】

・看護チームとしての情報共有や情報管理のあり方

・看護補助者との協働のためのコミュニケーション

研修カリキュラム<各施設で実施(1 時間程度)>

※この項目は各院内で実施が義務付けされています。

科目  自組織における規定や運用

【到達目標】

1)看護職と看護補助者の協働に関する自施設における規定や運用が理解できる

2)多様な場面における協働のあり方について理解できる

【内容】

・職務規定、業務基準や業務マニュアル

・看護師から看護補助者への指示についての運用

・場面ごとの協働の実際

受講費用(月額・税別)

200床未満:13,000円

400床未満:16,000円

600床未満:19,000円

600床以上:22,000円

※新規契約は最短3ヶ月から、1か月単位で延長可能です。

※一度ご契約いただくと、新規採用看護職員がいた場合、1か月単位でも購入可能です。

(受講者1名当たり月額1,000円)

お問い合わせ/お申込み

研修に関するご質問・ご要望はお気軽にお問い合わせください。

株式会社日本教育クリエイト(日本医療事務協会)
通話料無料:0120-356-672

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